ベランダの防水工事は自分でできる
こんにちは!
岐阜市を拠点に愛知県や岐阜県などでリフォームや防水工事を行っている株式会社スペースプランです。
このコラムコーナーでは、弊社の業務に関連するお役立ち情報や豆知識をご紹介しております。
今回ご紹介するのはベランダの防水工事についてです。
ふつう防水工事というのは専門業者が行うものですが、ふだんの生活の中でも行っていただける簡単なものもございます。
その方法をいくつかご紹介いたします!
まずは排水口や施工する面の汚れを取り除く
防水工事では特別な塗料やコーティング材を施工面に塗りますが、その前にしっかりと汚れ(ゴミや泥)を取り除いておくことが重要です。
また、こうした清掃がふだんおろそかになっている場合は、定期的に取り除くことで防水効果を持続することにもつながるためおすすめです。
DIYにはウレタン防水を
防水工事にはさまざまな種類がありますが、はじめてご自身で行う場合はウレタン防水がおすすめです。
専門業者が使用する塗料はホームセンターなどでそろいにくいものが多く、また作業自体も特殊なものになるので一般の方には挑戦しにくいですが、なるべくわかりやすく説明させていただきます。
準備するもの
プライマー塗料
最初の塗装(下塗り)に使用される塗料です。ウレタン塗料を塗る為の下地になります。
ウレタン塗料
プライマー塗料で塗装した面の上に塗る塗料です。
トップコート
ウレタン塗料の上に塗るコーティング材です。
紫外線や雨風などで塗装がはがれるのを防ぎます。
ハケ・ペイントローラーなど
塗装に必要な道具です。
ご自身が扱いやすいものを選んでください。
ウレタン防水の手順
(1)ベランダの下地にプライマー塗料を塗る
まずは下塗りのためにプライマー塗料を塗っていきます。
施工面にまんべんなく塗布しましょう。
(2)プライマー塗料をしっかりと乾燥させてからウレタン塗料を塗っていく
プライマー塗料を塗ったあとはウレタン塗装に入りますが、各塗料の層をつくるためにまずはしっかりと乾燥させます。
プライマー塗料を塗った部分が乾燥できたことを確認してからウレタン塗料を塗っていってください。
少し難しいですが、ウレタン塗料は仕上がりのきれいさ、防水性能などを高めるために、なるべく均一に塗ることを心がけてください。
さらに乾燥後、2層目のウレタン塗料を塗っていきます。
最初のウレタン塗装が乾燥したら、もう一度重ね塗りしていきます。
これは塗料の防水性能を十分に発揮するために大切な作業です。
(3)2層目のウレタン塗料が乾いたらトップコートを塗って完了!
2層目のウレタン塗料もしっかり乾燥できたら、最後にトップコートでコーティングして完了です。
せっかく自分で防水工事を行ったベランダです。
この後はベランダの状況により細かく目を配ってみてはいかがでしょうか。
本格的な防水工事はスペースプランにご相談ください!
塗料の寿命は一般的に5年程度といわれていますが、それも建物の環境や各スペースの利用頻度によって変化します。
もしご自身での防水工事が難しいほどの損傷があったり、どんな防水工事をすればよいか迷った場合はぜひ弊社にご相談ください。
現場の環境に合わせた最適な防水工事をご提案いたします。