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サイディングボードのメンテナンスは築後何年で行う?

こんにちは!愛知県一宮市・名古屋市・岐阜県岐阜市を中心に、雨漏り工事・防水工事を手掛ける株式会社スペースプランです。
バルコニーやベランダ、屋上などの防水施工も引き受けております。
今回は外壁の「サイディングボード」のメンテナンスについてご紹介します。

サイディングボードとコーキング

人差し指を出す作業服の男性
外壁はサイディングボードと呼ばれる壁材を複数枚組み立てて作られます。
その壁材同士をコーキングで接合します。
サイディング、コーキングともに、耐用年数も目安にしながらメンテナンスを行うと住居は快適にかつ美しく維持できるでしょう。

サイディングの寿命とメンテナンス

サイディングには原料が数種類あり、寿命やメンテナンス法が異なります。
「窯業(ようぎょう)系サイディング」は、セメントを主原料としており、寿命は長めで20年~40年です。
ただし劣化については、早いものだと10年以内に症状が現われてくる場合があります。
素材自体に防水機能がないことから、定期的なメンテナンスが必要です。
「金属系サイディング」も寿命は長く、20年~40年とされています。
金属のため酸性雨や塩害を受けやすく、錆びが発生しやすくなります。
金属系サイディングボードは錆びの予防や補修が必要です。
「樹脂系サイディング」は塩化ビニル樹脂を主原料としているもので、寿命は約30年です。
強固な素材で凍害に強く、寿命までのおよそ30年間メンテナンス不要なのが大きな特徴といえます。
さらにコーキングを使用していないため、補修も必要ありません。
「木質系サイディング」は15年~40年と寿命に幅があります。
また、木材の特性上劣化が早めなので、メンテナンスをこまめに行うことが大切です。

コーキングの寿命とメンテナンス

コーキングの耐用年数は5年~10年です。
紫外線に弱いので劣化が早く、剥がれたりひび割れを起こしたりします。
ひび割れた部分から雨水が侵入しやすく、雨水は外壁の傷みを進行させるため、症状が出る前に定期的なメンテナンスをしておきたいものです。

メンテナンスのタイミングは?

サイディングボードとコーキングの耐用年数には差があります。
寿命や劣化が起きる時期が同じとは限らず、メンテナンスを依頼するタイミングも迷われる方が多いです。
例えば、新築から10年経過したら塗り替えの目安時期です。
コーキングは、場所によっては5年を過ぎた頃からひび割れが発生し始めます。
住宅のメンテナンスは10年~15年の周期で行うのが基本とされます。
激しい劣化や傷みが見られなくても、サイディングとコーキングの手入れを同時に行うのがおすすめです。
費用面でも手間の面からも、まとめて業者へ依頼した方が得と言えるでしょう。

メンテナンスのご相談はスペースプランへ!

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スペースプランは、皆様の「大切な我が家」をいつまでも健全・快適な状態で保たせるために、ベストな提案をいたします。
メンテナンスの必要な時期や施工内容などをプロの目でチェックし、お客様に正確にお伝えします。
気になることや不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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