戸建て・ビル・マンションなどの屋根や屋上の修繕を行なう際に、必ずといって良い程実施される防水工事。
今回は、防水工事が必要となる理由に加えて、施工を実施する時期の目安についても解説いたします！

なぜ防水工事が必要なの？

屋根や屋上には雨漏りを防ぐために防水工事が施されております。
風雨や紫外線などの影響で屋根や屋上が劣化しますが、同時に防水層の劣化も進行しているのです。
防水層の劣化を放置すると、そこから雨水が浸入し、建物の躯体部分や屋内の設備に悪影響を及ぼします。

そこで、『建物全体の劣化を防ぐ』『設備の故障を防ぐ』『漏電を防ぐ』『（事業所の場合）業務停止を防ぐ』という目的を果たすためにも、修繕作業として防水工事を行なう必要があります。

防水工事を行なうべきタイミングとは？

目安の時期は2つあります。

①屋根や屋上に劣化サインが現れるようになった時

・雨漏りしている
・水たまりができている
・ひび割れや剥がれが発生している
・防水層が膨らんでいる
・退色している　　など

上記のような症状が見られる場合は、防水工事を実施すべきタイミングであるといえます。
すでに雨漏りが発生していたり、屋上に水たまりができている状態であれば、早めの対処が必要です。

②前回の施工から10年程経過した時

屋根や屋上に気になる点がなくても、前回の施工から10年程経過している場合は劣化が進行している可能性が高いため、修繕工事を計画しましょう。

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